今日は打ち合わせで横浜方面に行ってきました!DEN IPは都内に限らずどこまでも、フットワーク軽く伺います。
3月に入りましたが、昨日、今日と風が強かったり寒かったり。
明日からの15℃~に期待しましょう♪
MS
今回の通信特許研究会は、”スマートフォン・マシンコム通信向けの無線システム”とLTE Rel. 12仕様の”ネットワーク容量拡大技術、干渉制御・除去技術”についての発表でした。
セルの高密度化が進みデータ通信量が増えると、課題となってくるのはやはり、如何にネットワーク容量を拡大し、如何に干渉を低減し、如何に効率よくデータをやり取りするかという点の様です。
キーワードは次の通りです。
<スマートフォン・マシンコム>
マシンコム用規制制御: extended access barring
サブキャリア: subcarrier
OFDMシンボル: OFDM symbol
サブフレーム: subframe
マルチユーザMIMO: multiuser multiple input multiple output
フェージング: fading
間欠受信: discontinuous reception
<容量拡大、干渉制御>
高次多値変調: higher order modulation
スモールセル検出: small cell discovery
干渉制御: interference cancellation
変調多値数: modulation multiplicity
上位レイヤ信号: higher layer signaling
前回の移動機干渉除去に関する発表では、「除去」に”rejection”が用いられていましたが、今回は”cancellation”を用いている箇所もありました。また、「(干渉)制御」を”cancellation”と訳している箇所も見受けられました。場合によっては”reduction”等も表現のバリエーションとして使えるのではないでしょうか。
そうそう、先日、研究会の後にメンバーとごはんを食べに行く機会がありました。
年末以来久しぶりだったのですが、ブログの感想を聞いたり、今年の抱負(と進捗状況)を語りあったり、jazzの生演奏が始まったので好きな音楽について話したり、、、会社にいるときとは少し違ったメンバーの一面を発見できるこういう時間も大切にしていきたいです。お酒がほとんど飲めない私ですが、楽しくて、気付いたら人生初めてビール1杯(といってもアルコール2.5%のフルーツビアですが!)飲み干していました。お酒の話もまた近いうちに!
MS
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昨日、今日と急に暖かくなりましたね。よく行くカフェのカップが桜をあしらった春仕様になっていて、気分は春。でも明日はまた10℃を下回るとか。まだまだ油断はできません。
さて、今回の通信特許研究会では、LTE Rel.11の”移動機干渉除去・抑圧”と”VoLTEローミング・相互接続”を取り上げました。
キーワードは次の通りです。
<移動機干渉除去・抑圧>
干渉除去: interference rejection
干渉抑圧: interference suppression
セル境界: cell boundary
MIMO多重伝送: MIMO multiplexed transmission
接続セル: serving cell
共分散行列: covariance matrix
<VoLTEローミング・相互接続>
VoLTE(ボルテ): Voice over LTE
回線交換音声ローミング・相互接続方式: circuit-switched roaming and interconnection model
制御信号: C-Plance message
音声中継網: voice interconnect network
「接続セル」に関しては、状況や視点によって「自セル」「在圏セル」等と表現されることもあり、その場合、”own cell”や”current cell”といった訳語も用いられる様です。
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前回の投稿で紹介したDEN IPの通信特許研究会。今日は、通信特許研究会の様子についてお伝えします。
今回のテーマは、LTEに関連した”M2M通信”と”ヘテロジーニアスネットワーク”。各担当者がそれぞれのテーマについて発表しました。
今回のキーワードをいくつかご紹介します。
<M2M>
通信基盤: communications infrastracture
輻輳対策技術: congestion handling technologies
LAPI: Low Access Priority Indicator
無線設定要求: radio configuration request
故障した端末: defective terminal
(タイマ値を)ランダム化する: to randomize
(デバイスを)収容する: to accommodate
<ヘテロジーニアスネットワーク>
マクロセル: macrocell
フェムトセル: femtocell
ピコセル: picocell
干渉: interference
セル間干渉制御: Inter-Cell Interference Coordination (ICIC)
enahanced Inter-Cell Interference Coordination (eICIC)
セル間協調: Coordinated Multi-Point (CoMP)
ユーザ端末: user equipment (UE)
基地局: base station (eNodeB, eNB)
ユーザスループット: user throughput
(無線リソースを)割り当てる: allocate radio resources
“ユーザ端末”や”基地局”など通信分野の翻訳ではよく出てくる用語です。今回参考にしたのは技術文献ですが、「特許翻訳で”ユーザ端末”を”user equipment”と訳すと、移動体の3G以降の技術に限定してしまう?それともterminal より一般的になる?」、「実施例で”基地局”を”eNB”と訳す場合はあるか?」など、特許翻訳を前提とした場合の意見も出ました。また、”allocate”と”assign”の違いについて再確認したり、通信量の増大に伴う輻輳の問題について考えたりしました。
今回は各テーマの主な技術の概要に留まりましたが、それぞれが勉強会のテーマになるほど理解しておくべき重要な技術。これら技術も焦点を絞って技術内容の詳細と関連表現をさらに掘り下げたいと思います。
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こんにちは!まだまだ寒い日が続きますが、明るい時間が長くなってきましたね。
さて、日ごろから”通信専門の特許翻訳会社”とお伝えしている私たちDEN IPですが、その取り組みのひとつに「通信特許研究会」があります。今日はDEN IPの通信特許研究会についてご紹介します。
週1回程度のペースで行っている研究会では、毎回、担当者が日本語・英語両方で公開されている最新の通信関連の文献や特許明細書を事前に読み、まとめたものを発表して内容を紹介します。また、文献に出てきた通信技術に関する用語や通信ならではの表現をピックアップし、作成した日英の用語集をストックしていくスタイルで進めています。担当でないメンバーが技術内容について質問したり、補足したり、用語の使い方についてディスカッションしたりと、毎回メンバー全員が積極的に参加しています。
DENブログでも、通信特許研究会の様子を少しずつご紹介していきたいと思います。
我が家のチューリップはすでに芽を出しました。
春が待ち遠しいです!
MS
はじめまして。DEN IPソリューションズです。
2015年4月設立、虎ノ門にある通信分野に特化した特許翻訳会社です。DEN IPは”デン・アイピー”と読みます。特許翻訳会社は数多くありますが、”通信に特化した”と掲げるのは(今のところ)私たちDEN IPソリューションズだけではないでしょうか。
設立から9か月、翻訳業務はもちろんのこと外国出願支援も行っていますが、通信専門ならではの取り組みにも力を入れています。このブログでは「DEN IPってどんな会社?」「通信専門って?」などなど、スタッフ目線で私たちの日々の取り組みをご紹介していければと思っています。
DENブログを通して、DEN IPソリューションズを身近に感じていただければ幸いです。よろしくお願いします!
MS